SCRAPゲームブック史上最大ボリュームのRPG長編!
リアル脱出ゲームの人気公演『魔王城からの脱出』シリーズの世界観を受け継ぐRPGスタイルのゲームブックが登場。
描く模様によってさまざまなモンスターを呼び出すことができる「召喚魔法陣」、自由に形を変えてあらゆる扉や宝箱を開けられる「魔法の鍵」、敵の特技を覚えてさまざまな場所で使える「マネッコカード」──これら３つのアイテムを駆使して世界を隅々まで冒険し、閉じ込められた魔法書から脱出するファンタジー長編。
SCRAPゲームブックシリーズ最大ボリュームで贈る、ギミック満載の書籍です。
激戦の末、魔王を討ち倒した勇者たち。しかし魔王が最後に唱えた禁断の呪文「フウジコメール」により彼らは古い魔法書に閉じ込められてしまった！ 目を覚ますと、そこは何者かによって創造された本の中の世界。外から来た者は5日間しか生きのびることができないという。果たして勇者たちはこの魔法書の世界から無事に脱出することができるのか？ そしてこの作られた世界に隠された秘密とは……？
SCRAP著
発行・発売：SCRAP出版
2019年9月2日（月）発売
定価：2,200円＋税
四六判／288ページ
付録：
マップ、アドベンチャーシート、召喚魔法陣、
魔法の鍵、マネッコカード、キテキテ札ほか
ISBN：978-4-909474-24-7
初版第1刷にて誤植がありました。
申し訳ございません。
正誤表はこちらよりご確認ください。
Type A：
マウー SCRAP限定特典
入手方法：SCRAP GOODS SHOP、東京ミステリーサーカス、全国のSCRAP店舗にて購入する
Type B：
ヨブ 販売協力書店限定特典
入手方法：販売協力書店にて購入する（詳細はこちら）
Type C：
ネコ 『本に棲まう魔物をたおせ!!』会場書店限定特典
入手方法：書泉ブックタワー（東京）、大垣書店イオンモールKYOTO店（京都）にて購入する
※ 3種類にそれぞれに別の謎が付いています。
※ 特典はなくなり次第終了します。ご了承ください。
体験型ゲームイベント「リアル脱出ゲーム」の魅力を詰め込んだゲームブック。読み手の選択によってストーリーが展開するゲームブックのスタイルを踏襲しながらも、本ならではの難易度の高いパズル・謎解き要素をミックスし、デジタルゲームでは味わえない、より深く物語に入ったような感覚をもたらす。
リットーミュージック発売の
あなたの選択によってストーリーが展開していくゲームブック。ただし、物語を進めるためには、数々の謎やパズルを解かなければなりません。極上の謎と練り込まれた物語が、あなたの睡眠時間を奪うでしょう。
付録のマップには場所ごとに番地が振られており、その番地を元にあちこちを巡ります。また、ゲームの途中で番地が分かる場合もあります。徐々に行動範囲が広がる過程に、あなたは興奮を覚えること間違いなし！
呪文をもとにモンスターを呼び出して、ステンシルのように線を引く「召喚魔法陣」が付録。線を引くことで、迷路のルートが変わったり、手がかりが見つかったりと、謎に自分で手を加える楽しみを提供します。
ビニールタイにシールを貼った「魔法の鍵」を使って、鍵の形をコピーし、それを宝箱や扉を開けるために使用します。実際に鍵を開けるような興奮が、あなたのさらなる冒険心を駆り立てるでしょう。
相手の「スキル」を盗んで（トレペにコピーして）、それをいつでも使うことができる「マネッコカード」も付録。これは重ねて使用することも可能。謎に対して何のスキルを使うか考えるのも楽しいひとときです。
ここで壮大な物語のプロローグを読むことができます。
プロローグを読む本ゲームブックにはさまざまな決まりごとがあります。購入前に読んでおけばすぐにゲームが始められます。
ネタバレ注意!!
どうしても詰まった人だけ、
次のヒントをご参照ください。
ネタバレ、攻略方法について、
ブログやTwitter、Facebookなど
インターネット上に掲載しないでください。
※SCRAPでは、ゲームの攻略方法についての
お問い合わせにはお答えいたしかねます。
キテキテ札の折り方は左ページの枠内に示された通りです。正しく折ると図のような形になります。
本の裏表紙にある名前盤の上で、キテキテ札の矢印を呼び出すべき死者の名前に合わせましょう。
呼び出すべき死者のキテキテ札で呼び出すべき死者の名前は、図書館でおすすめの本を読むと書かれています（パラグラフ69）。
図のようなルートで進むと、石板の鍵を手に入れて、石板へ進むことができますが、最短ルートではないようです。マネッコカードのスキルを使って最短ルートを構築することはできないでしょうか。
マネッコカードのスキル「かべぬけ」は、「効果」に書かれている通り、天井もすり抜けることができます。「かべぬけ」をマークに合わせて3回使うと、図のようになります。この状態で最短ルートを考えてみましょう。
※初版第1刷ではルールとして規定されていませんが、床を飛び越えて進むことはできません。
最後のヒントを見る石板を入手するためのルートは図の赤ルート、宝箱を入手するためのルートは青ルートになります。宝箱のある屋上まで行く時は「10階建て」の「10」を通ることに注意してください。
マネッコカード「匂いクンクン」を「すみれ」の文字に合わせると、「ひとつだけのもじ」という言葉が現れます。
※初版第1刷において、図版に誤りがありました。「す」「み」「れ」の文字を追加して解いてください。
死者を一時的に復活させる方法は、一度試したはずです。その時は何を使ったでしょうか？
さらなるヒントを見る第3章でキテキテ札と裏表紙の名前盤を使って「タイコナラシ」を復活させました（パラグラフ97）。この時と同じようにしてオココロさまを呼び寄せます。オココロさまはアブラカーダの弟のタマシーですが、生前の名前は母親からもらった魔法書（この本）の表紙に書かれています。この奇妙な文字を読み解くには、小さな家の絵本の記憶（パラグラフ158）を辿り、文字を解き明かす必要があります。
さらなるヒントを見るパラグラフ158の挿絵には4冊の絵本が描かれています。表紙に描かれている絵はそれぞれ「森」「フクロウ」「トカゲ」「狼」のようです。そして2人の会話から「オオカミ」と「ワカレノモリ」という絵本のタイトルが分かります。これらの情報から絵本の表紙に書かれた奇妙な文字を解読してみましょう。文字には法則性があるようです。
さらなるヒントを見る母音と子音に分けて考えると法則性が見えてくるかもしれません。
最後のヒントを見るそれぞれに文字に含まれる母音の記号は、以下のとおりです。
それ以外の部分が子音を表しています。これで魔法書（この本）の表紙（カバーを外す）に、アブラカーダとともに記された名前が分かるはずです。
まずは石碑の土台の謎を解きましょう。各記号には漢字のパーツが入ります。
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には「重」、
には「力」が入ります。
には「牛」が入ります。
には「木」が入ります。
下段は以下のようになります。
牛＝動物 果物＝木になるもの
重力＝地球上のすべてにかかるもの
上段の記号に漢字のパーツを当てはめると、「動物と果物を塗りつぶせ」という指示文が現れます。今度は石碑の破片を見て、動物と果物のマスを塗りつぶしましょう。
動物と果物のマスを塗りつぶし、塗っていないマスだけを読むと数字が現れます。が、この石碑は2つに割れてしまっています。破片の形に注目し、もともとはどのような状態で石碑が立っていたのかを想像してください。
最後のヒントを見る塗っていないマスだけを読むと「292」となりますが、それでは不正解です。土台に合うように、破片を180度回転させて数字を読みます。
問題①のヒント
まずはSから右端の「1」まで一直線に進みます。
問題②のヒント
相合い傘を矢印として見ましょう。
問題③のヒント
矢印を「ウエ」「シタ」と考え、盤面から文字を探してみましょう。
問題④のヒント
「ひとつなぎにしろ」とは、「しりとりでつなぐこと」と考えてみてください。
問題①のヒント
「1」から3つ下の「つ」までまっすぐ進みます。
問題②のヒント
相合い傘を矢印として見たとき、指している記号は何でしょうか？
問題③のヒント
盤面の「ウエ」の上下にあるのは「ロ」「ク」です。答えの記入欄は1マスなので、「ロク」を漢字に直して記入します。
問題④のヒント
しりとりにしてつなげると、最後は「つるぎ」になります。
4問の答えは
①＝2重丸
②＝ハート
③＝六角
④＝ダイヤ
となります。
これを、ページ下段にある「攻撃の呪文」の①②③④に当てはめると
となります。
巻末付録⑨で召喚魔法陣を使ってみましょう。
パラグラフ182に書かれた「すべての矢印を逆にする」という指示文の通り、パラグラフ321の問題①②③④の矢印を逆にして解き直しましょう。
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問題①の解き直しのヒント
矢印を逆向きにして4→3→2→1の順に通過します。
問題②の解き直しのヒント
矢印を逆向きにして、指されている文字を読みます。
問題③の解き直しのヒント
矢印を逆向きにすると「下」「左」になります。盤面からこれらの文字を探してみましょう。1回目に解いた時のように「シタ」「ヒダリ」はありませんが、漢字をパーツに分けて考えると……。答えは1回目に解いた時と同じように、漢字して記入欄に書き込みます。
問題④の解き直しのヒント
「矢印」を「逆（ぎゃく）」にしてひとつなぎにします。先ほどとは1つだけ漢字の読み方が変わることに注意。今度は最後が「つるぎ」ではなくなります。
4問の答えは
①＝3ぶん
②＝いち
③＝星
④＝かえる
となります。
これをパラグラフ182の問題文に当てはめると「3ぶんのいちを星にかえると攻撃の呪文はその真価を発揮する」となります。
巻末付録⑨に魔法陣を配置するとき、ホールの「3ぶんのいちを星にかえ」てみましょう。
4つの例から、ポーズと言葉の対応を考えましょう。手の形が子音、足の形が母音を示しています。
さらなるヒントを見る手の形と子音の対応は下記の通りです。
また、足の形と母音の対応は下記の通りです。
3つのポーズをそのまま読んだだけでは、A・KA・NU（あかぬ）になり、正しい答えを導き出せません。踊りの書を解読する召喚獣を呼び出します。
最後のヒントを見る召喚魔法陣で「ダンスマニア」を使いましょう。
